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2007年11月 1日アーカイブ

しし座流星群の時期がやってきました。近年では2001年の流星雨(流星が雨のように流れる事)が記憶に新しいかと思います。私は奈良のダム湖の畔で観望・撮影しましたが、いまだに当時の感動が忘れられません。

このしし座流星群ですが、テンペル・タットル彗星が母天体とされています。過去に彗星が蒔いたダストの濃い部分を地球が通ると大出現となる訳です。このテンペル・タットル彗星に関しては過去にさかのぼって、詳しい軌道が計算され、ダストがどのように宇宙空間に漂っているか綿密に計算されています。2001年、アッシャー博士が北アメリカと東アジアに大出現すると発表した時には、半信半疑の方も沢山いました。でも、その予言(と言うより予告ですね)通りに出現したんです。私は信じた方でしたので、幸いにもこの大出現に立ち会え、本当に幸せでした。

さて、これだけキッチリと出現予報が確立した、しし座流星群です。今年はどうなんでしょう?気になりますよね。残念ながら、今年の出現のピークは昼間です。ただ、ピーク以外にまったく流星が飛ばない訳ではありません。夜、月が沈んで、放射点が東の空に出てくる頃を狙って観察してみましょう。

<ステライメージが入ったPCが先日故障。イメージは少し待ってね。>

毎年10月から11月にかけておうし座を放射点にする流星群があります。はっきりとしたピークはありませんが、11月上旬が見ごろかも?月の光にも邪魔されませんし。この流星群は、時々火球(おおきな流星)が出現する事で有名な流星群です。私も過去に鳥肌が立つような凄い火球を見たことがあります。遥か上空の出来事ですが、メラメラと燃えている音が聞こえるような、そんな幻聴を伴うような凄い流星でした。

さて、この流星群。厳密に分類すると、放射点が二つあります。それぞれ北群と南群と呼ばれています。これまた、明確なピークが無いので難しいのですが、11月上旬は北群、中旬に南群が多いと言われています。

<ステライメージを入れたPCが先日故障、画像は近々にアップします>