2000年 8月23日〜2000年 9月22日まで

日  付 タ イ ト ル
2000年 9月18日 デジカメ月シリーズ 真剣に撮ってみよう13
2000年 9月13日 デジカメ月シリーズ 真剣に撮ってみよう12
2000年 9月 9日 観望会 in 平城京朱雀門
2000年 9月 7日 デジカメ月シリーズ 真剣に撮ってみよう11
2000年 9月 6日 デジカメ月シリーズ 真剣に撮ってみよう10
2000年 8月26日 神野山観望会 土星・木星撮影
2000年 8月24日 M57撮影

2000年 9月18日(月) 晴れ シーイング○ 透明度△

9月13日の追試です。ただ、ヒータートラブルで斜鏡が曇ってしまいました。仕方が無いので、半分やけ気味に、木星に向け、デジカメで木星を撮影しました。斜鏡が曇っている割には良く撮れたので、次回こちらも実験です。またシリーズ物が増えそうです。

2000年 9月13日(水) 晴れ シーイング× 透明度△

9月7日の実験の続編です。ほぼ満月の月面なので結果が出るか疑問でしたが、やってみました。ミードSP40mmと26mmでの実験です。結果は、下記のようになりました。使用した望遠鏡は、MT−200+レリューサです。SP40mmでの結果が一番良好でした。先日の仮説は当たっているのか?しかし、あまりにも月が太いのとシーイングがとても悪かったので、後日、追試致します。その際、画像も公開致しますのでお楽しみに。
SP40mm 無限遠 SP40mm マクロ SP26mm 無限遠 SP26mm マクロ
中心像
エッジ

2000年 9月 9日(土) うす曇り後晴れ シーイング? 透明度?

今日は、奈良星空を守る会恒例の観望会。世界遺産内の朱雀門横での観望会です。回を重ねるごとにメジャーになり、新聞社も取材に来るイベントになりました。ただ、天候がイマイチでうす雲を通しての観月会になりました。悪天候にも関わらず、50名を超える参加があり、とても楽しいイベントになりました。

2000年 9月 7日(木) 晴れ シーイング○ 透明度×

今日も、昨夜同様実験です。先月レリューサを入れると、なぜか、周辺のボケがましになったのを思い出したので、今回、レリューサを入れて、F4.8にした。焦点距離を短くすると、画像が小さく結像するので、周辺部を使用しない分、良い結果が出るのだろうか?マクロモード・無限遠モード。2モードの撮り比べもやってみた。たしかに、無限遠の方が、像が良い。レリューサも入れた方が良い。でも、まだ像が甘い。FC−76で成功しているのは、焦点距離600mmに26mmのアイピースを入れ、小さく結像した画像を、デジカメの光学ズームで拡大しているからうまくいくのか?レリューサの件を考慮すると、こんな結果になる。すると、レリューサを入れて960mmなので40mm位のアイピースで結像させて、それをデジカメの光学ズームで拡大する。んっ!40mmか。そういえば、ミードのSP40mm持っていたな。大抵の望遠鏡に付けても、最低倍率を下回って使い物にならなかったアイピースだ。こいつで試してみよう。今夜が楽しみだ。えっ?台風?そうなんです。台風接近で前線が刺激されて天気が下り坂なのです。残念だ。

2000年 9月 6日(水) 晴れ シーイング△ 透明度×

デジカメでの月面撮影ですが、いまだ結果が出ません。今日も色々実験です。MT−200とアイピースの相性か?MT−200自身の問題か?ますます混迷してきたぞ。ミードSP26mm・テレビューパンオプティック22mm・ペンタXP24mm。色々試したがイマイチだ。

2000年 8月26日(土) 晴れ(夕立有り) シーイング◎ 透明度○

神野山で不定期観望会が開催されました。我々を含め、駐車場が一杯になる観望会でした。前半天気がイマイチだったので例の如く大宴会です。たこ焼き・ピザ・焼肉・スパゲッティー・ガーリックトースト・etc。沢山の食材に豊富なビール。このパワーにうす雲も吹っ飛び、丁度惑星があがってきたので撮影開始です。今シーズは、今日が惑星の開幕戦なのですが、な、なんと!シーイングがとても良いではありませんか!こんなベストシーイング。一年の内、一度か二度しかないぞ!ドームからNGT−12引っ張り出して来るべきだった!20cm反射での寒い撮影。でも、この画像ですら、昨年の32cmの画像に引けを取らないかも!特に土星。こりゃ凄いです。
L…0.2秒×4枚
R…0.5秒×4枚
G…0.5秒×4枚
B…0.5秒×4枚
R…0.8秒×5枚
G…0.8秒×5枚
B…0.8秒×5枚
望遠鏡 MT−200 XP14による拡大撮影 合成F15.72
カメラ ST−5C
露光 上記参照 カメラ温度 0度
コメント 木星は、高度が低くイマイチですが、土星は良い写真が撮れました。

2000年 8月24日(木) 晴れ シーイング◎ 透明度△

透明度はイマイチですが、とてもシーイングが良かったので、2年越しで撮影したかったM57のカラー撮影を行いました。前回4月頃に一度チャレンジしていますが、月があったので、今回は絶好のチャンスです。また、子午線通過時間が8時30分頃と早くなったので、ラストチャンスです。モノクロ3600秒・カラー3600秒。計7200秒のM57をどうぞ。
今年一押しの画像です。
望遠鏡 NGT−12 ボーグ1.4倍テレコン使用 2000mm
カメラ ST−8E
露光 L…600秒 × 6枚   合計 3600秒 ビニング無し
R…600秒 × 2枚   合計 1200秒 2×2ビニング
G…600秒 × 2枚   合計 1200秒 2×2ビニング
B…600秒 × 2枚   合計 1200秒 2×2ビニング
トーカイTYPE3フィルター使用・カメラー温度−5度
コメント やっと撮れた。子午線通過直後から、2時間撮影しました。それでも、終了間際では、地平高度が50度代。フォースシュー赤道儀で、おまけにテレコンまで入れての画像では限界高度でした。