2002年 9月23日〜2002年10月23日まで

日  付 タ イ ト ル
2002年10月16日 メジャー3天体 後編
2002年10月15日 メジャー3天体 中編
2002年10月12日 メジャー3天体 前編
2002年 9月23日 二重星団

2002年10月16日(水) 晴れ シーイング△ 透明度◎

昨日のM42のリベンジです。この一週間で3回目の撮影。体力の限界が近いです。M42が昇るまで時間があるので、それまでM45の撮影です。ただ今回は初めから水墨画モードです。カラーまで撮影する時間も体力もありません。あくまでもM42が目的です。M45の撮影は、順調。モノクロでタップリ一時間撮影出来ました。さて、M42が昇ってきました。サーチライトゾーンまで時間がありそうです。撮影開始。ところが途中でガイドエラーが…。目視で確認するとM42がサーチライトゾーンに突入しているではありませんか…。移動量の目測をあやまった結果でした…。仕方が無いのでダーク画像を撮影。フラットは昨日のが使用出来そうです。20分待ち、再度撮影再開。何とか画像化出来ました。
800x600に縮小
望遠鏡 SKY90 + レリューサ 407mm
カメラ ST−8E 3420秒
露光 L…180秒×4   ビニング無し
RGB…300秒×3 2×2ビニング
コメント サーチライトに近い位置での撮影だったので、若干影響が出ているが、とりあえずこんな物か…。しかし短焦点は楽だ。止められませんね。

2002年10月15日(火) 雨後ち晴れ シーイング△ 透明度◎

寒冷前線の通過で夕方から豪雨。子供と暫し稲妻ショーを堪能する。22時過ぎに晴天域が訪れたので、メジャー3天体の撮影を再開。今回は、M45(昴)を後回しにし、M31(アンドロメダ大銀河)とM42(オリオン大星雲)に挑んだ。先ずはM31を撮影。前回のトラブルが嘘のように、順調だ。少し怖いくらいだ。その後、天体がサーチライトゾーンに突入。20分程、撮影出来ない。その間に、フラットフィールド画像とダーク画像を撮影。次はM42だ。モノクロ撮影も順調にこなし、カラー撮影に突入。すると突如、ガイドエラーが発生。外に出ると、満点の雲…。また水墨画画像のストックが増えてしまった。
800x600に縮小
望遠鏡 SKY90 + レリューサ 407mm
カメラ ST−8E 2700秒
露光 L…300秒×3   ビニング無し
RGB…300秒×2 2×2ビニング
コメント 400mmにST−8Eでは食み出る。流石にM31だ。でも街頭だらけの街中から撮影した割には頑張ったかな…。

2002年10月12日(土) 晴れ シーイング△ 透明度◎

大江山遠征の日。でも、子供が発熱したので参加を取り止め。自宅ベランダで撮影する事に…。これが全ての始まりだった…。大江山では、銀塩撮影を考えていたので、パソコンに接続するCCDカメラはガイド可能なST−237Aを選択していた。ところが急に自宅ベランダでのCCD撮影に切り替えたから、パソコンのカラーフィルターの設定が、ST−237A用になっていた…。起動時に一度だけ、画面のフィルターの所に「フィルター無し」表示が出るが、気付かずにフィルター変更のコマンドを発行すると、それ以降、見た目上、正常に表示される。この状態で、な、なんと天文薄明まで撮影を敢行。画像は水墨画と化しました。何色のフィルターが入っていたのか判らなかったので、処理した画像は破棄しました。メジャー天体を撮影する時は、何かトラブルがつきものだ。しかし、流石に今回は参った…。

2002年 9月23日(月) 晴れ シーイング△ 透明度◎

二重星団を撮影しました。満月過ぎの大きな月が近くにあって決して条件は良くありませんでしたが、条件を選んでいては夜の部はなかなか撮影出来ません。晴れていたらGOです。400mmの短焦点なのでガイドも楽です。ただ、導入は手動導入だったのでファインダーで見えず少し苦労しました。月が無ければ問題なかったのですが…。仕方が無いので双眼鏡で探して星をたどって導入しました。連休最後の日だったので、モノクロ4枚・RGB各3枚を撮影しました。控えめの枚数です。でも、基本的に星なので、十分でしょう。
2×2ビニングし50%圧縮して掲載
望遠鏡 SKY90 + レリューサ 407mm
カメラ ST−8E 3900秒
露光 L…300秒×4   ビニング無し
RGB…300秒×3 2×2ビニング
コメント フラット補正を手抜きしたのでゴミが写りこんでいる?ま、いいか…。