2003年10月24日〜2003年11月22日まで

日  付 タ イ ト ル
2003年11月 8日 土星・木星を撮影
2003年11月 4日 月面・土星撮影
2003年10月30日 再び M33を撮影
2003年10月25日 おおたわ峠遠征 M31・M45を撮影

2003年11月 8日(土) 曇り後ち晴れ シーイング◎ 透明度×

朝方、5時にトイレに起きて、木星を発見。撮るつもりはなかったのですが、望遠鏡を覗いてみると、妙にシーイングが良い。薄明が始まりかけていたが強行撮影。土星撮影時には、完全に白んじゃって最悪でしたが、とりあえず撮れました。木星は、今シーズンの初物です。これから冬型の天候が増えるので、最初で最後だったりして…。
望遠鏡 ディスカバリー317+XP14mm ディスカバリー317+XP14mm
カメラ ToUcamPRO ToUcamPRO
露光 1/25秒 1/25秒
コメント 薄明が始まっていたので条件は透明度は最悪。しかし妙にシーイングが良かったおかげで、そこそこのレベルの木星画像が得られました。土星に至っては、完全に白んでからの撮影だったので、正直厳しいです。でも、条件が悪くても写るから嬉しい。

2003年11月 4日(火) 晴れ シーイング○ 透明度◎

Webカメラで月面撮影にチャレンジしました。ハイライトが飛んでしまいましたが、初めてにしては上出来?夜中にトイレに起きた時、土星が上がってきていたので撮影しました。シーイングは良い方でしたが、流石にWebカメラでは暗い…。適正露光に調整すると、ノイズが入りるし、困った物です。結局保険で撮影したアンダーな画像を採用しました。よってイマイチですがご勘弁を…。
望遠鏡 ディスカバリー317+XP24mm ディスカバリー317+XP14mm
カメラ ToUcamPRO ToUcamPRO
露光 1/100秒 1/25秒
コメント アンダーな対象を撮影する時のノイズ対策を考えないと…。どこまで設定をいじると出るのか?何となく勘でやっている所が怖い。木星は明るいから大丈夫???

2003年10月30日(木) 晴れ シーイング○ 透明度△

先日の遠征で、改めて光害の威力を見せ付けられてしまいました。自宅で遠征時のような透明度の高い画像が得られないものだろうか…。実験として、アイダスの光害カットフィルターを使用してみました。
今回 長辺800ドットに縮小 前回 長辺800ドットに縮小
望遠鏡 ディスカバリー317 + AC3 1090mm
カメラ ST−8E 5700秒露光 ST−8E 2580秒露光
露光 L…10分×5  ビニング無し
RGB…各5分×3 3ビニング
L…5分×5コマ ビニング無し
RGB…各3分×2コマ 3ビニング
コメント 倍以上露光をかけましたが、まだ荒い画像です。色再現性は光害フィルターの無い画像の方ですが、合成処理全般で言うと、光害カットフィルターを使用した方が楽です。どうしても、緑を強くカットするので青に偏った画像に仕上がるのが難点です。ここを克服すれば、光害地でもS/Nの高い画像が得られるかも??

2003年10月25日(土) 晴れ後ち雨 シーイング○ 透明度◎

台風の外の雲から逃げるために、兵庫県の山間部、おおたわ峠まで遠征しました。最高の透明度の空の下、M31(アンドロメダ大銀河)を撮影。その後、M45(すばる)を撮影するが、透明度が低下。午前2時頃には、降雨…。トホホの遠征でした。でも、久しぶりの満点の星空の下、双眼鏡でのスターウォッチングを堪能出来ました。
M31 長辺800ドットに縮小 M45 長辺800ドットに縮小
望遠鏡 SKY90 + レデューサ
カメラ ST−8E 4200秒露光 ST−8E 3060秒露光
露光 L…5分×5  ビニング無し
RGB…各5分×3 2ビニング
L…3分×8   ビニング無し
RGB…3分×3 3ビニング
コメント 光害の少ない場所での撮影は、後の画像処理が楽ですね。自宅近辺がもう少し、暗ければ…。これだけは仕方が無い…。
下記は、一眼レフデジカメEOS10Dでの撮影。短い時間で、恐ろしいほど良く映ります。
共通データ EOS10D

左上:20mm →F2.5
 300秒×2 ISO800
左下:85mm →F4.0
 180秒×2 ISO800
 コッキンフィルター
右:20mm →F2.5
 30秒 ISO1600
 コッキンフィルター