2004年 3月21日〜2004年 4月19日まで

日  付 タ イ ト ル
2004年 4月16日 木星 M5M12M13球状星団
M104ソンブレロ M20三裂星雲 を撮影
2004年 4月14日 M94銀河 完了
2004年 4月 9日 M94を撮影 撃沈
2004年 4月 6日 木星を撮影
2004年 3月31日 M104ソンブレロ銀河 撃沈
2004年 3月28日 M106銀河を撮影
2004年 3月26日 M88銀河を撮影

2004年 4月16日(金) 快晴 透明度△ シーイング○
今日はシーイングが良かったので先ず木星を撮影。う〜ん。撮影前にはもう少し良かったんだけど…。実際に撮影を開始するとイマイチかな…。その後、ソンブレロ銀河のカラーを撮影し、中途半端に撮影してしまったM20三裂星雲が気になったので、それまでの空き時間で球状星団ツアーを行いました。M13・M5と撮って、まだ時間があったのでM12を撮影。そして、本命のM20三裂星雲を撮影しましたが、これまた透明度の悪い事。あのまま球状星団ツアーを続けていた方が面白かったかも…。結局薄明まで粘りましたが、M20は最悪の出来でした。
木星 M104ソンブレロ
M13 M5
M12 M20三裂星雲
望遠鏡 ディスカバリー317
カメラ XP14mm拡大撮影 ToUcam +パラコア SBIG ST−8XE
露光 木星 1/33秒 1300フレーム合成 球状星団 RGB各 3分×4
ソンブレロ L 5分×8
       RGB 各5分×5
三裂星雲 L 5分×8
       RGB 各5分×5
コメント 三裂星雲は透明度のある日に撮影するか、暗い空のところに行かなければ厳しい対象ですね。

2004年 4月14日(水) 晴 透明度× シーイング△
先日M94銀河がモノクロ撮影しか出来なかったので、カラーの撮影をしました。撮影後、何か物足りなかったので、よせば良いのにM20三裂星雲の撮影を開始しちゃったのが運の尽き…。透明度は最悪で、さそり座そのものが見えないような状況で撮る天体ではありません。無駄な時間を浪費しただけで釣果無しでした。
望遠鏡 ディスカバリー317 + パラコア 1640mm
カメラ SBIG ST−8XE
露光 L…10分×8 ビニング無し
RGB…各5分×5 2ビニング
コメント 腕の部分とバルジの部分の光度差が大きく、意外と難しい銀河でした。

2004年 4月 9日(金) 晴後ち曇り 透明度△ シーイング△
月が大きかったので、前回のM104の続きの撮影を断念し、月の出までに撮れそうなM94銀河を撮影。今日は順調だ。ただ、モノクロ画像の撮影を終えた段階で極端に透明度が落ちてきたので撮影中止。最近銀河撮影は運に見放されているようだ…。
2004年 4月 6日(火) 快晴 透明度○ シーイング○
いよいよ惑星シーズン到来か?今日は今シーズン最高のシーイング?しかし撮影しようとモニターを見ると謎の振動が…電車?地震?ん〜…。まさか…。そうなんです。日々観測時間が早くなるので子供が起きているのです。ハウスノイズを避ける為に、母屋とドームは一応隙間が開いていますが、子供怪獣にかかるとひとたまりもありません。10000mm前後になるとシビアですね。1640mmの撮影では前々問題無い振動も、見事にキャッチ。折角のシーイングも、子供怪獣には勝てませんでした。
望遠鏡 ディスカバリー317 + パラコア 1640mm
カメラ ToUcamPRO +IRカット
露光 1/33秒 1300フレーム
コメント もう一枚、もっと良く写った画像があるのですが、タコカメ特有のノイズが出ちゃいました。勿体無かった…。マメに切らないと直ぐにノイズがのります。

2004年 3月31日(水) 晴 透明度△ シーイング△
何か銀河を撮ろうと、いつものように機材を準備。しかし、カメラに謎の斜めノイズが…。温度を下げると消える。結露?再度温度を下げるとまたノイズ。この繰り返しで一向に撮影出来ません。時間的にM104ソンブレロ銀河が良い位置に来ていたので強行撮影。やはりノイズが…。まさか?電気的なノイズか?と思いUSBケーブルを電源ケーブルから少し離してみたところ消えたではありませんか…。イマイチ納得はしていませんが…。温度を下げると、より電気を使うので、その辺りの相乗効果でノイズが出たの?結局、透明度が落ちてきたので閉店しました。
2004年 3月28日(日) 快晴 透明度○ シーイング△
27日は天気予報では晴れでした。実際に晴れでした。でもうす雲がかかり、☆は撮れませんでした。翌28日日曜日は朝から快晴です。夜まで持つのかヤキモキしましたが、無事に夜まで晴れました。先ず、M88のカラーを撮影しました。そして、その後M106を再度モノクロから撮影し直しました。しかし、スカイセンサーの調子が悪く、RA(赤経)が流れます。噂には聞いていましたが、初めての脱調です。原因を調べるのも面倒だったし眠かったので、そのまま強行撮影しました。酷いガイドエラーでしたが、一応☆は○に写ったので、良しとしておきましょう。全ての撮影が終了した後、筒を西に向けて再起動し一点アライメントを取り直したところ、正常に動作しているようです。結局原因は何だったのでしょうか?
M88 M106
望遠鏡 ディスカバリー317 + パラコア 1640mm
カメラ SBIG ST−8XE SBIG ST−8XE
露光 L…10分×6 ビニング無し
RGB…各5分×4 2ビニング
L…10分×5 ビニング無し
RGB…各5分×4 2ビニング
コメント 大きな銀河になると、バックグランドの傾き等の補正が難しいですね。丁寧にやったつもりでも合成時にムラが出て見苦しいですね。
2004年 3月26日(金) 晴れ後ち曇り 透明度○ シーイング△
今年は銀河団と真っ向勝負。M88銀河を撮影しました。この春何銀河目でしょうか?そろそろ体力も限界が近いようで…。M88銀河のモノクロ画像を撮影後、筒を反転させる前に浮気心を出したのが不味かった?M106銀河のモノクロを撮影開始した直後にガイドミスが発生。んっ?何で?ベランダに出ると北から雲が…。弱い冬型ながら、遠路はるばる日本海から内陸まで季節風に乗って雲が…。あえなく撤収。M88のモノクロだけが撮れました。