上記のサイトがとても詳しく使い方を説明してくれています。そして、使い方が変わった場合もその都度、修正されてまして、とても重宝しています。
さて、早速上記のサイトを参考にシミュレートしてみました。
【2011年4月19日現在】
予報は時々変わります。23日午前1時33分頃の月面通過が面白そうですが、また予報が変わる場合がありますのでご注意下さい。
追伸:過去に観測した知人の話では、月面通過時間は1秒とか2秒とかの一瞬の出来事だそうです。月マークがある場所の通過時間を参考にその前後は瞬きせずに観望して下さいね。
【2011年4月20日現在】
]]>
近々観望会も再開出来るかも?
さて、最終調整中のシステムですが、撮影した画像が何点かあるので、ここで公開していきますね。
この画像は、
31cmF4.5ニュートン反射をF3.4に変更する為の2インチレデューサを入れてST-8300Mカメラで撮影した画像です。フィルターはバーダープラネタリウムのHaフィルターです。(大きな画像なので2x2ソフトビニングしてます)
露光は15分×11枚。
【中心部の等倍切抜き画像】
まずまずのテスト画像です。
撮影に関しては、ソフト的な問題なのかハード的な問題なのかは不明ですが、ハードウェアビニングの効果が感じられない事です。なので天体の構図を決める祭にとても不便を感じます。天体の広がりを頭の中でイメージして、星を見ながら構図を決めます。
後、視野が広い分、極軸をシビアに出さないと回転してしまいます。
この2点に注意すれば使えるシステムかなぁ~と思ってます。
また、これからも色々と撮影していきますので、随時情報をアップしていきます。
]]>お楽しみに。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はちょっと変わった月面撮影方法のご紹介です。
通常月面写真を撮る時は、望遠鏡にカメラをセットしてパシャ!パシャ!っとシャッターを切っていくのですが、大きな撮影素子を積んだカメラは高価だし、仮にあったとしても、大きな素子隅々まで美しい光を届ける望遠鏡や補正系レンズはとても高価で手が出ません。
今回は80万画素のカメラで、どこまで高価な機材に迫れるかにチャレンジです。
撮影カメラ:DMK31AU03.AS
望遠鏡:31cmF4.5ニュートン反射
1.望遠鏡にカメラをセットし、ひたすら動画撮影します。全部で30カット撮影しました。注意点としては、カメラの設定を変えない事。シャッター速度やその他パラメータは同じ条件で撮影します。
2.RegiStaxでスタック処理し、ウェーブレット処理後、画像を保存。注意点としては、ウェーブレット処理はすべて同じパラメータを使います。
3.すべての画像をPhotoShopのPhotomergeで合成します。ここでの注意点は30枚を一度に処理するとパソコンがフリーズしてしまいます。数枚ずつをセットにして合成し、最後にそれらのセットを合成します。
4.通常はこの方法でOKですが、さすがに30枚もあるとこのままでは至る所に合成ミスが目立ちます。合成ミスの箇所は、手作業でレイヤを使って、正しい情報の画像を使って重ねてやることで修復出来ます。(他にもっとよい方法があるのでしょうが、基本PhotoShopを使いこなせていない...)
と、まあ、このような処理を重ねて出来上がったのがこの画像。テスト画像とは言え、結構気に入った画像に仕上がりました。
ただ、残念なところもあって、月の明るいクレーター等が露光オーバーになってしまいました。始めの設定値が不味かったようで、これが悔やまれます。
]]>月周回衛星「かぐや」は、その使命を終え、2009年6月11日に月面に
衝突の予定となってます。
学研都市天文台でも、この衝突を観測できないか現在模索中です。
今までに集めた情報を整理していきましょう。
Q.いつ観測出来るのでしょうか?
A.2009年6月11日午前3時30分頃の予定です。(6月5日発表、今後変更の可能性有り)
Q.月のどの辺りに落ちるのでしょうか?
A.月の東経80度、南緯63度 付近。(6月5日発表、今後変更の可能性有り)
詳しい地図は下記を参照。
http://www.kaguya.jaxa.jp/image/communication/ImpactMap_J.jpg
Q.どうやって観測するの?
A.望遠鏡で観測するのがベターでしょう。実際に落下時の閃光が確認出来るか
否かも不明なので、望遠鏡での観測をお薦めします。肉眼でも見えたらビックリ
ですよね。でも、これだけは実際に観測してみないと何とも言えませんね...。
Q.撮影は出来るの?
A.これも実際に撮影可能か否かチャレンジしてみないと解りません。カメラをセット
して月面の該当の場所を撮影するのも良いですが、ビデオカメラをセットして、撮影
するのも面白いかもしれませんねぇ。
私はこの方法で撮影する予定です。
では、皆さんの健闘を祈ります。
以下、その他の情報。
残念ながらドッキング時のランデブーは無理みたいです。
17日夕方ですが、国際宇宙ステーションが18:55頃に見え始め
19:00頃見えなくなります。その約5分後にスペースシャトルが
見え始め...って感じなので、同じ視野には入ってきません。ん~...。
とても残念。
次は切り離しのタイミングです。こちらに期待しましょう。
【国際宇宙ステーション】
Date | Mag | Starts | Max. altitude | Ends | ||||||
Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | ||
17 Mar | -0.4 | 18:55:19 | 10 | W | 18:57:56 | 28 | NW | 19:00:33 | 10 | NNE |
18 Mar | 1.0 | 19:24:31 | 10 | NW | 19:25:24 | 11 | NNW | 19:26:16 | 10 | N |
19 Mar | -0.1 | 18:14:22 | 10 | W | 18:16:52 | 24 | NW | 18:19:22 | 10 | NNE |
【スペースシャトルSTS-119】
Date | Mag | Starts | Max. altitude | Ends | ||||||
Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | ||
17 Mar | 0.9 | 19:04:48 | 10 | W | 19:06:31 | 18 | NW | 19:08:13 | 10 | NNE |
18 Mar | 1.4 | 18:56:33 | 10 | WNW | 18:57:39 | 12 | NNW | 18:58:45 | 10 | N |
]]>
さあ、今回のミッション中にランデブーを激写出来るのでしょうか?ここからは運次第?NASA次第?
一回目のランデブーはドッキング前です。今回のドッキングのスケジュールを調べてみましょう。
2009年3月18日午前6時13分(日本時間)予定
ふむふむ。さあ、この日よりも前でスペースシャトルを見られる日はあるでしょうか?と情報収集しましたが、シャトルの詳細の情報がまだ無い。仕方が無いのでISSの情報を収集。
Date | Mag | Starts | Max. altitude | Ends | ||||||
Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | ||
16 Mar | -2.3 | 18:27:51 | 10 | SW | 18:30:46 | 63 | SE | 18:33:41 | 10 | NE |
16 Mar | 0.9 | 20:05:06 | 10 | NW | 20:06:25 | 12 | NNW | 20:06:33 | 12 | NNW |
17 Mar | -0.4 | 18:55:21 | 10 | W | 18:57:58 | 28 | NW | 19:00:35 | 10 | NNE |
18 Mar | 1.0 | 19:24:34 | 10 | NW | 19:25:27 | 11 | NNW | 19:26:19 | 10 | N |
19 Mar | -0.1 | 18:14:26 | 10 | W | 18:16:56 | 24 | NW | 18:19:26 | 10 | NNE |
あれれ...。夕方ばっかりじゃないですか?ドッキング前日の夕方。17日の18:55。これが一回目のランデブーの可能性有り?シャトルの軌道要素が入り次第シュミレートしてみます。ただ、この日は日本海上空を飛行するので、学研都市天文台は条件が悪いです。日本海側のみなさん。ランデブーのチャンスですよ!?
以上、学研都市天文台。シミュレーション部からのお知らせでした。
追伸:長らく更新をストップしていましたが、本日より学研都市天文台の活動を再開致します。
さて、このスケジュールが予定通りだとすると、IIS(国際宇宙ステーション)からの分離予定は2008年6月11日午後8時42分(日本時間)となっております。今度こそランデブーを写真に収めたいのですが、どうも、今回のフライトスケジュールは関西方面には辛いスケジュールなようで...。
Date | Mag | Starts | Max. altitude | Ends | ||||||
Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | ||
7 Jun | -1.1 | 20:28:32 | 10 | NNW | 20:31:11 | 32 | NE | 20:32:09 | 25 | ENE |
8 Jun | 0.4 | 19:16:38 | 10 | N | 19:17:55 | 12 | NNE | 19:19:11 | 10 | NE |
8 Jun | -2.2 | 20:50:22 | 10 | NW | 20:53:13 | 59 | SW | 20:53:16 | 59 | SW |
9 Jun | -1.0 | 19:37:34 | 10 | NNW | 19:40:10 | 30 | NE | 19:42:46 | 10 | ESE |
9 Jun | 0.3 | 21:13:17 | 10 | W | 21:14:26 | 14 | WSW | 21:14:26 | 14 | WSW |
10 Jun | -2.2 | 19:59:19 | 10 | NW | 20:02:10 | 65 | SW | 20:04:20 | 16 | SE |
11 Jun | 0.1 | 20:22:04 | 10 | W | 20:23:56 | 16 | SW | 20:25:37 | 11 | SSW |
13 Jun | 0.1 | 19:30:49 | 10 | W | 19:32:48 | 17 | SW | 19:34:47 | 10 | S |
切り離し直前に悪条件で通過。この時は最高の条件ではありませんが、沖縄方面が良いようです。その後は13日まで観測不能。こりゃ厳しい。その13日も、条件は悪い。南西の低空で不可能に近い。う~ん。こりゃ駄目だ。
国際宇宙ステーションとドッキングしている状態だが、8日と10日が関西では一番条件が良さそうだ。特に8日は、最高高度になった3秒後に突如見えなくなるようです。これは、国際宇宙ステーションに太陽が当たらなくなる為で、マイナス2等級で見えてる人工衛星が突如見えなくなるのってどんな感じだろうと今からワクワクしています。
何とかして、色々な楽しみ方を模索中です。だって、ランデブーが見られないんだから...。
]]>
さあ。またまた、シミュレーションです。
まず、予定通り打ち上げが実行されたと仮定して、国際宇宙ステーションを日本から観測出来る日を探して見ましょう。
Date | Mag | Starts | Max. altitude | Ends | ||||||
Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | Time | Alt. | Az. | ||
2 Jun | 0.9 | 21:49:02 | 10 | N | 21:49:41 | 12 | N | 21:49:41 | 12 | N |
3 Jun | 1.2 | 22:10:21 | 10 | NNW | 22:10:43 | 13 | NNW | 22:10:43 | 13 | NNW |
4 Jun | 0.4 | 20:58:26 | 10 | N | 20:59:58 | 13 | NNE | 21:00:28 | 13 | NE |
5 Jun | -0.5 | 21:19:39 | 10 | NNW | 21:21:33 | 29 | N | 21:21:33 | 29 | N |
6 Jun | 0.4 | 20:07:45 | 10 | N | 20:09:12 | 13 | NNE | 20:10:37 | 10 | ENE |
6 Jun | 0.3 | 21:41:39 | 10 | WNW | 21:42:40 | 19 | WNW | 21:42:40 | 19 | WNW |
あれあれ...。学研都市天文台のある関西は壊滅的なスケジュールですね。トホホです。6月4日までのルートは主に北海道上空です。この辺りにお住まいの方はチャンスですね。 5日は東北・北陸。6日はまたまた北海道。星出さんって、こっち方面出身でしたっけ?プロフィールを見ると東京都出身。要するにNASAの都合です。当たり前と言えば当たり前ですが...。でもちょっと残念。
7日以降は、また情報が発表されれば、シミュレートしましょう。
シミュレートは、ここでしました。
]]>3:00頃 京都
みずがめ座η(エータ)流星群が極大をむかえる。ゴールデンウィークだし、お月様にも邪魔されないし最高の条件!?でも、流れる流星が少ないんですよね。でも、予想を裏切って飛ぶのが流星群の醍醐味?
]]>23:00頃 京都
今年のこと座流星群は条件が悪い。とても悪い。まず、ピークの予想が昼間である。14時ごろとの予報が大勢を占める。次に夜には大きなお月様がいる。これまた流星観測には向かない。なるべく月を避けての観察になる。
因みに、こと座流星群ですが、最近興味深いニュースがあった。しし座流星群のダストトレイル理論を参考に、こと座流星群を分析し、約30年後に大出現するかもしれないとのニュースだ。出現事態は嬉しいが、約30年後って事と、日本では観測出来ないとの情報も...。どっちにしても、まだまだ先の話だ...。
]]>
19:30頃 京都
またまた、プレアデス星団のニアミスです。ニアミスばかりで食がなかなか見られませんね。次回は11月14日の予定です。過去の記事はこちら...。
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早速調べましょう。
場所:学研都市天文台(京都最南端)
【シャトル】
Event | Time | Altitude | Azimuth | Distance (km) |
---|---|---|---|---|
Rises above horizon | 19:42:05 | -0° | 239° (WSW) | 2,116 |
Reaches 10° altitude | 19:44:07 | 10° | 246° (WSW) | 1,284 |
Maximum altitude | 19:46:53 | 43° | 322° (NW ) | 487 |
Enters shadow | 19:47:20 | 39° | 350° (N ) | 527 |
【ステーション】
Event | Time | Altitude | Azimuth | Distance (km) |
---|---|---|---|---|
Rises above horizon | 19:41:39 | -0° | 239° (WSW) | 2,112 |
Reaches 10° altitude | 19:43:41 | 10° | 246° (WSW) | 1,281 |
Maximum altitude | 19:46:27 | 44° | 321° (NW ) | 482 |
Enters shadow | 19:46:54 | 39° | 351° (N ) | 523 |
如何ですか?意外とまだ近くにいそうですね。
離角は20度ちょっとでしょうか。これなら十分同一視野に写せますね。問題は天気なんです。今日の天気予報も悪そう。お願いだから晴れて!
以上、学研都市天文台。シミュレーション部からのお知らせでした。
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JAXA発表の情報では、25日9:25(日本時間)にシャトルは国際宇宙ステーションから切り離されました。
あれぇ~。早いじゃないかぁ~。
今夜観察出来る時まで10時間。これじゃあ大きく離れていてランデブーの写真は無理か...。残念ながら、スペースシャトルの軌道要素は午後2時現在入手出来てません。シャトルの撮影は厳しいか...。
実際のところ10時間でどの程度、国際宇宙ステーションから離れているのか不明ですが、運がよければ、まだ周辺をウロウロしているかもしれません。淡い期待をもって撮影してみます。
問題は天気なんです。今日の天気予報は晴れ後ち雨。う~ん。ますます厳しい。
兎にも角にも、運を天に任せましょう。
以下、学研都市天文台を基準点に計算した情報です。
Event | Time | Altitude | Azimuth | Distance (km) |
---|---|---|---|---|
Rises above horizon | 19:19:21 | -0° | 212° (SSW) | 2,110 |
Reaches 10° altitude | 19:21:23 | 10° | 205° (SSW) | 1,279 |
Maximum altitude | 19:24:00 | 39° | 139° (SE ) | 522 |
Enters shadow | 19:24:00 | 39° | 139° (SE ) | 522 |
追記:スペースシャトルの軌道を確認出来るサイトを発見。まだ、午後3時現在、まだ国際宇宙ステーションの近くをウロウロしている事も確認。晴れれば、ランデブー見られるかも...。
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23:24分頃 京都
プレアデス星団食の数は減りましたが、今回良く似た名前の星団、プレセペ星団の食が起こります。月の暗部の方から星団の星たちが一つ、また一つと消えていきます。
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さて、今回の観望会の目玉は何と言っても土星です。2月24日に衝を向かえ、現在観測に最も適しています。輪の傾きも少なくなり、来年は輪を真横から見る事になるので、今年は是非見ましょう。
土星の観望の後には、月の観察です。クレーターや月の山脈。そして月の海を観察しました。学研都市天文台が購入した月の土地は、まだ見えません。もう少し満月が近づくと見えます。
最後にオリオン大星雲を観察しました。私は高倍率で見る方がコントラストが出て見やすいのですが、初心者の方は、なかなか覗き慣れていないので、低倍率の方が好評でした。しかし、黄砂と光害で厳しい観望対象でした。
追伸:望遠鏡の横に小さな望遠鏡がついているのですが、撮影に使った時に大きな望遠鏡のボディーで光が反射して邪魔だったので黒い布をビニールテープでペタリ。あれあれ、そのまま写っちゃいました。かっこ悪い...。
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