2001年10月24日〜2001年11月22日まで

日  付 タ イ ト ル
2001年11月18日 しし座流星群 放浪記
2001年10月27日 西宮市立大社小学校 観望会

2001年11月18日(日) 曇り後ち晴れ

待ちに待った世紀の大イベント。しし座流星群。今年は流星雨の予報も…。
12:00 自宅を出発 撮影ポイントを決めていなかったので早めに出発。一路奈良の山中へ。天気は良好。流星雨に期待が膨らむ。
13:00 現地視察 現地に到着。方位磁石を元にひたすらロケーションの良い場所を探す。何箇所か候補地を決定。更に山奥へ。
 
15:00 突然の降雨 山奥へ入った途端に雨に降られる。今後の天候が読めないので一旦自宅へ撤収。
16:00 撤収完了 インターネットで情報収集。やはり南か…。
17:00 再出発 天候の回復を待たず、再度奈良の山中へ。
18:00 現地到着 下見したポイントへ。幸い一番乗り。本陣を構える。
19:00 撮影開始 天気も回復し、快晴。撮影開始。しかし、北に飛行ルートがあり、飛行機が飛んだ10分後位に雲が発生。湿度があるので飛行機の排ガスで雲が湧くようだ。暫く、飛行機が飛ぶ度に雲が湧く連鎖に陥る。21:00時以降を待つしかないか…。それまで腹ごしらえだ。
21:00 撮影再開 飛行機が飛ばなくなり、再び快晴。撮影再開。しかし今度は西から怪しい雲が…。あっと言う間に全天を覆い尽くす。休憩。
23:20 大火球 最悪の天候だ。このままずっと曇ったままなのか。休憩時間が悪戯に過ぎる。とその時だ。東の山が光った。そして、巨大火球が向かってくる。あっと言う間に天空をヒトマタギして西の地平線へ。ディープインパクトの映画さながらだ。この火球が見れたので、もういいか。いや、まだピークは来ていない。諦めずに待つ。
02:00 第一波 相変わらず全天雲だらけ。時々東の雲が稲光のように輝く。第一波が到来したようだ。諦めムードで機材を半分撤収。ポタ赤のみにした。
03:00 予感 第二波が近い。そして、天頂付近の雲が薄れる。と、あっと言う間に雲が消えていく。いけるかもしれない。半分機材を撤収した事に一抹の不安を感じつつも、ポタ赤でやれるところまでやってみよう。
03:20 流星雨 信じられない。これが流星雨なのか?輻射点を中心に同時に四方八方に流星が飛ぶ。少し休んではまた飛ぶ。花火だ。今度は、連続技だ。ひたすらシャッターを切る。右に振っても左に振っても流星が写り込む。信じられない。
04:20 終演 ピークから一時間が経過。徐々に数が減る。但し、飛べばデカイ。潮時が掴めない。30秒露光を数回撮影しても、飛び込んでこなくなった。そろそろ撤収か。
04:40 一路自宅へ 自宅へ向けて出発。フロントガラス越しに流星が飛ぶ。車を流星が追い越していく。
05:20 最後のひとつ 自宅に到着。そして、再度空をあおく。後一つ流星を見たら、家に入ろう。こういった場合、大抵なかなか飛ばないものだが、あっさりと火球が飛ぶ。流石に大出現だ。最後まで驚かされる。今日の事は一生忘れられないだろう。良い一日だった。
左の画像は30秒を10枚コンポジット
望遠鏡
カメラ FUJI FINEPIX S1PRO SIGUMA20mmF1.8→F2.4
露光 30秒 ISO1600 2304×1536
コメント 画像がでか過ぎるので3×3ビニングで1/9(一枚目除く))にしています。また、撮影時は画像の端の星像を良質に保つ為にあえて2絞り絞りました。微小流星の取りこぼしはあるが、結果として良い画像が撮れました。

2001年10月27日(土) 晴れ後ち曇り

西宮市立大社小学校の観望会のお手伝いをしました。20名を超える大観望会になりました。天気が下り坂と言う事でしたが、見事に晴れました。月・火星を始め、アルビレオ・M57・ベガ、そして最後に土星ととても充実した観望会でした。
準備開始。雲の流れが心配です。 ちょっと脱線?太陽観望。
光軸OKですか? お!お弁当だ!いただきます。
日暮れが迫ってきました。 星空教室の受付開始です。
しっかり勉強しましょう。 さっ。観望会の開始です。
何が見えるかな?