太陽(2000年12月第2週)

2000年12月 9日(土) 晴れ

デジカメ太陽シリーズ 巨大黒点を追え143

とても良い天気。絞りを絞りきっても飽和しそうだ。何の事は無い。NDフィルターを一枚入れ忘れていたのだった。オマケに、拡大撮影も行ったが、今度は、NDフィルターの抜き忘れ。シャッター速度が出ないのでオカシイと思った。でも、気付いたのは画像処理の時。なんでその時に気付かなかったのか…。
FC-76
CoolPix990
1/0902秒 F11.1
ミードSP26mm
2×2ビニング
D4+ND4フィルター
Hαのテスト画像です。

カラー・モノクロでは、やはりモノクロモードの方が良像でした。ただ、SP26mmf23.4とOr18mmf18.5では、今日はSP26mmの勝ちでした。一概にどっちとはまだ決め兼ねますね。
HELIOS1
CoolPix990
1/0068秒 F4.0
SP26mm
2×2ビニング

2000年12月 8日(金) 晴れ

デジカメ太陽シリーズ 巨大黒点を追え142

可視光では、目立った群は一つ。寂しい。今日もフルディスクのみ。クローアップはシーイングもイマイチなので中止しました。
FC-76
CoolPix990
1/0922秒 F5.6
ミードSP26mm
2×2ビニング
D4+ND2+ND4フィルター
Hαのテスト画像です。

クローズアップ画像ですが、デジカメの割には良い画像が撮れました。ただ、何故撮れたのか解りません。偶然の賜物です。フルディスクはOr18mmをf18.5mmの位置で撮影する画像を凌ぐ画像はまだ撮れていません。ただ、後テストしていない項目として、デジカメをモノクロモードで撮影するとS/Nが良くなるらしいのでその点に絞って再度テストします。SP26mmでは思ったほど良蔵が得られませんでした。
HELIOS1
CoolPix990
1/0046秒 F3.5
Or18mm
2×2ビニング
HELIOS1
CoolPix990
1/0076秒 F4.0
Or18mm
3×3ビニング
デジタル2倍

2000年12月 7日(木) 晴れ

デジカメ太陽シリーズ 巨大黒点を追え141

フルディスクのみ撮影。シーイングは良くなく、拡大撮影は中止。西没前の黒点群が成長しだしました。どうして沈む前に成長しだすんだ。残念この上ないです。
FC-76
CoolPix990
1/0899秒 F6.3
ミードSP26mm
2×2ビニング
D4+ND2+ND4フィルター
Hαのテスト画像です。

Hαのテスト撮影中に面白い画像が撮れました。ディスク面のどの辺りにプロミネンスがあるのかを知るためにシャッター速度を落として撮影していたら、偶然、彩層の模様とプロミネンスが両方写った画像が撮れました。デジカメのレンジの狭さでは無理と思って諦めていた写真なのですが、意外でした。

後、冷却CCDカメラで撮影してみました。ST−5Cなので画角は狭いですが、さすがに冷却CCDカメラですね。レンジが広い。S/Nが抜群に良いですね。ただ同焦点アイピースが無いとピント出しが難しいですね。
HELIOS1
CoolPix990
1/0082秒 F3.5
Or18mm
2×2ビニング
HELIOS1
CoolPix990
1/0008秒 F3.5
Or18mm
2×2ビニング
HELIOS1
ST-5C
0.01秒×7コマ
Rフィルター
ND8+ND4フィルターで減光

2000年12月 6日(水) 晴れ後ち曇り

デジカメ太陽シリーズ 巨大黒点を追え140

今回登った群だけが楽しみな太陽面。今日もフルディスクのみの撮影です。可視光では、特に変化無しです。
FC-76
CoolPix990
1/0755秒 F4.0
ミードSP26mm
2×2ビニング
D4+ND2+ND4フィルター
Hαのテスト画像です。

フルディスクの撮影テストですが、Or18mmで結像させた画像をデジカメでズームする時、f23.4mmまでズームして撮影していたのですが、f18.5mmの位置までひいて撮影してみました。中心から外れる程、Hαのラインから外れると言う事だったのですが、結果から言うとやはりf18.5mmの位置の方が良像でした。でもその考えならSP26mmやOr25mmで結像させた方が良像になる可能性が多い訳で、冗談抜きでテストを一からやり直しですね。
HELIOS1
CoolPix990
1/0062秒 F3.5
Or18mm
2×2ビニング
HELIOS1
CoolPix990
1/0044秒 F4.0
Or18mm
2×2ビニング
デジタル2倍

2000年12月 5日(火) 晴れ後ち曇り(夕方雨)

デジカメ太陽シリーズ 巨大黒点を追え139

また一群西没。11月は楽しかった…。寒〜い冬。太陽面もお寒くなるのか?可視光では何とも…。
FC-76
CoolPix990
1/0912秒 F4.0
ミードSP26mm
2×2ビニング
D4+ND2+ND4フィルター
Hαのテスト画像です。
ヘリオス・ワンが帰ってきた。前からテストしたかった案件を実験。いつも、デジカメのノイジーな画像が気に入らなかったのですが、駄目もとでスローシャッターにして何とか羊斑が写らないかなと思っていたのでした。結果は、右記の通りで羊斑は写るがボケボケの画像…。当たり前と言えば当たり前なのだが…。でも妥協点があるはず。シャッター速度を変えながら撮影。しかし何と言うことだ。妥協点あたりのシャッター速度の画像のみ、太陽のエッジに猛烈なグレーゾーンが出てしまう。何故?妥協点より高速にすると、今までの画像。遅くすると羊斑は写るがボケた画像。やはりデジカメの限界か…。スポット撮影は、従来通り、やや高速でシャッターを切った。ノイジーだが仕方ない。兎にも角にも難敵だ。
HELIOS1
CoolPix990
1/0008秒 F4.0
Or18mm
2×2ビニング
HELIOS1
CoolPix990
1/0030秒 F4.0
Or18mm
2×2ビニング
デジタル2倍

2000年12月 4日(月) 晴れ

デジカメ太陽シリーズ 巨大黒点を追え138

イヤイヤ太陽君も、久しぶりのツルツル状態に突入か!先月1ヶ月間、大黒点こそなかった太陽面。ここにきてパワーを使い果たしちゃったのかな?西没寸前の黒点のクローズアップ写真ですが、シーイングが悪くイマイチですが、デジタル2倍ズームを使用して高速シャッターを切ったお蔭で、何とか様になりました。
FC-76
CoolPix990
1/0897秒 F7.0
ミードSP26mm
2×2ビニング
D4+ND2+ND4フィルター
FC-76
CoolPix990
1/1000秒 F4.0
ナグラー7mm
2×2ビニング
D4フィルター
デジタル2倍
Hαのテスト画像です。

ヘリオス・ワン調整の為、暫くお休みします。