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2007年9月26日アーカイブ

中秋の名月

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中秋の名月の時ってなんでお月見をするんだろう。中国から伝わった?豊作を祈って?色々な説があるようですが、熱帯夜から開放され、初秋の風を肌で感じながら、済んだ空にポッカリと浮かぶ月を眺めているだけで幸せな気分になりますよね。もちろん、お月見団子があれば、もっともっと幸せな気分になりますが…。

中秋の名月以外にも「仲秋」って言葉も聞きますが、この違いってご存知ですか?中秋とは、読んで字のごとく、秋の真中を意味します。旧暦では7・8・9月が秋とされていて、真中の8月の更に真中、そう旧暦の8月15日を中秋と呼びました。仲秋は、秋の真中の月をさし、旧暦8月全体の事を意味します。なので、お月見の時は「中秋の名月」が正解のようです。

さて、今年の旧暦8月15日は、9月25日でした。皆さん綺麗なまん丸いお月様が見れましたか?望遠鏡で覗くと何だか少し欠けているような?そうなんです。お月様の軌道ってとても複雑で、旧暦の15日が満月とは限らないんです。大体月齢13~17に収まっているようで、因みに今年は13でした。

前置きが長くなりましたが、学研都市天文台は9月25日に隣町の精華町、けいはんな記念公園の「観月の夕べ」というイベントのお手伝いに出かけました。このイベント、観月のイベント以外にも、音楽会あり、マーケットあり、カフェあり、そして素晴らしい日本庭園ありのイベントで、学研都市天文台は、観月ブースに望遠鏡を持参して観月のお手伝いをしてきました。主催者発表で2400名のお客様が詰め掛け、観月ブースも大忙しです。小さなお子様からおじいさん・おばあさんまで色々な世代の人たちと一緒にお月様を眺める事が出来、大感激でした。このような場を提供くださった、けいはんな記念公園様に感謝感謝です。

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画像提供:けいはんな記念公園