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2007年12月 6日アーカイブ

1年の締めくくり、こぐま座流星群です。

今年は月明かりがありお世辞にも良い条件とは言えません。元々、派手な流星群では無いので、更に悪条件かも…。

この流星群の良い所もあります。放射点が北極星に近いので常に地平線上にあります。

ただ、この流星群を侮ってはいけません。実はいつ突発的に出現するのかとてもわかりづらい流星群なのです。母天体のタットル彗星が現在、接近してます。普通であれば、一杯チリを撒き散らしてくれて出現するかも?って期待すれば出現せず、遠日点(太陽から一番遠い頃)頃に突然出現したり…。

要するに、毎年欠かさず観察するのが良いようで…。

<ステライメージのPCが先日故障。イメージは暫くお待ち下さい>

2007年12月19日 火星が接近

火星が約2年2ヶ月ぶりに地球に接近します。

今回の接近は、中接近です。視直径(見た目の大きさ)は、16秒角位です。

最近夜9時頃、東の空を見上げると一際赤く輝いている星が見受けられます。これが火星です。因みに前々回(2003年)の接近は大接近で、25秒角を越える大きな火星が観望出来ました。前回の接近でも20秒角ありましたから、そう考えると少し寂しい接近ですね。

<ステライメージのPCが先日故障。イメージは暫くお待ち下さい>

今年のふたご座流星群。15日午前3時頃に極大との情報もありますが、14日午後9時頃って情報もあります。

どちらが当たるにしても、月明かりも無く良い条件で観測出来そうです。放射点が高い15日未明だったら、翌日は日曜日だし、夜更かしOKなので、子供たちと観察する事が出来ます。14日午後9時頃の場合、放射点が東の方角、地平高度30度位と、まだ少し低いですが、夜更かし無しで更に子供たちにはベター。

流星観測は、空が暗い事が絶対条件です。空が明るいと、暗い流星を見逃してしまいます。でも、暗い所は危険も一杯です。子供たちだけでの観望は止めましょう。

<ステライメージの入ったPCが先日故障。イメージは暫くお待ち下さい>